明治安田J2・J3百年構想リーグ第3節(22日・カンセキスタジアムとちぎほか=10試合)西B組のJ2大分はクラサスドーム大分でJ3鳥取と対戦し、2―0で勝利した。
大分は25日午後6時半から、降雪で中止となった第1節に臨む。同会場でJ3滋賀と戦う。
【大分2―0鳥取評】大分は後半に2点を奪い、前節に続いて無失点で勝利した。
立ち上がりから主導権を握った。相手陣で球を保持しながら好機を築いたものの、無得点で折り返した。
後半25分、CKにMF山口が頭で合わせて先制。34分にはMF榊原のパスを受けたMF清武が右足を振り抜き、追加点を挙げた。
■ドームで得点「素直にうれしい」
1―0で迎えた後半34分。待ち望んだ瞬間が訪れた。MF清武弘嗣のシュートは美しい弧を描き、ゴール右上に吸い込まれる。「昨季は苦しい一年だった。自分が育ったこのドームで得点できて、素直にうれしい」。古巣復帰後初ゴールでチームの2連勝に貢献した。
前節に続き後半途中からピッチへ。縦横無尽に駆け回り、攻撃を活性化させた。得点の場面も清武を中心とした流れるようなパス回しで相手を翻弄(ほんろう)し、「互いのイメージが通じ合い、リズム良くつなげられた」。
最後はゴール前でパスを受け、「コースは見えていた。軽く蹴り込むだけだった」と右足を振り抜いた。四方田修平監督は「さすがの技術」と絶賛した。
16季ぶりに大分に戻った昨季はけがに悩まされ、出場はわずか4試合。それでも懸命にリハビリに励み、徐々に状態を上げてきた。「一つ一つのプレーが世界基準。練習後も気さくに話しかけてくれる」と新加入のMF山崎太新。影響力は大きく、若手選手や指導陣からの信頼は厚い。
清武のゴールはピッチだけでなく、この瞬間を待ち望んでいたスタンドを大いに沸かせた。ついに結果を出した頼もしいレジェンドが、大分をより強くさせる。
■MF山口が移籍後初ゴール
MF山口卓己 (移籍後初ゴール)相手の動きを見てうまく合わせられた。勝利に貢献できて良かったが、ボールを失う場面も多かった。全員で課題を修正し、次の試合に臨みたい。
大分トリニータ・四方田修平監督の話 積極的にプレスを仕掛けられたが、球を奪った後に崩し切れないシーンが多かった。チャンスの回数をいかに増やすかが、今後大切になる。
①クラド
大分(J2)2―0鳥取(J3)
0―0
2―0
▽得点者【分】山口(後25分)、清武(後34分)