【由布】2月22日は「猫の日」。気ままに過ごす姿は愛くるしく、みんなを笑顔にしてくれる。マイペースな接し方を武器に「看板猫」として活躍する大分、由布両市内の猫たちを取材した。
由布市湯布院町川西のひっそりとしたたたずまいのカフェ「喫茶去(こ)cafe動真庵」。訪れるとハチワレの蓮(雄・推定13歳)と真っ白なしろ(雄・同7歳)が迎えてくれた。
しろは、人見知りすることなく「いらっしゃいませ」と言うかのように近づいてきて、背中をなでさせてくれる。鳴くこともなくおとなしい。客が帰ろうとすると、見送りに出て行き、じゃれつく。客から「また来るね」と声をもらってようやく店に戻ってきた。高齢の蓮は窓際でひなたぼっこ。そのうち気持ちよさそうにお昼寝を始めた。
僧でもある久保田働山(どうざん)さん(50)が肉を使わない野菜を中心とした料理が味わえるこのカフェをオープンしたのは2012年。
蓮はその翌年に痩せ細った体で駐車場に現れ、そのまま居着いた。温厚で人に寄り添う優しい性格という。
しろは18年に店の前でうずくまっているところを保護した。情が移らないよう名前は付けていなかったが、いつしか客から「しろちゃん」と呼ばれるようになった。人懐っこく、やんちゃで甘えん坊。
「2匹はみんなを癒やしてくれる存在」と久保田さん。カフェの営業時間は水―日曜日の午前11時~午後4時。おいしいランチだけでなく、愛らしい猫にも出会えたランチタイムとなった。