豊後高田そば認定店主、そば粉100%の天ぷら粉開発 配合工夫、からっとした食感に

そば粉の天ぷら粉を開発した天野成信さん(左から2人目)ら=豊後高田市役所

 【豊後高田】豊後高田市新栄の豊後高田そば認定店「胴搗(どうづき)自家製粉 手打蕎麦地慈(そばじじ)―Jiji」店主の天野成信さん(41)が、そば粉100%の天ぷら粉を開発した。西国東商工会の販路開拓支援事業を活用。一般的な小麦粉の天ぷら粉より油を吸いにくく、柔らかなそばの風味とからっとした食感が楽しめるという。
 天野さんは市内香々地で100年以上続く割烹(かっぽう)旅館の4代目。同旅館を営みながら2022年に地慈をオープンさせた。同店のそばは、ソバの実をきねで粉砕する胴づき機と呼ばれる機械を使うのが特徴で、さまざまな大きさの粒子を組み合わせて香り豊かな太さの違う麺を打てる。
 同店で培った製粉技術を応用し、粒子の配合を工夫することで天ぷら粉の開発につなげた。同商工会は商品化に向けたパッケージ製作や販路開拓で支援。2月から同店で販売している。
 今月上旬に天野さんら関係者4人が市役所を訪れ、佐々木敏夫市長に完成を報告。試食した佐々木市長は「癖がなく、素材の味がよく分かる。時間がたっても食感が残っていておいしい」と評価した。
 同商工会によると、そば粉のみの天ぷら粉は全国でも珍しいという。池永将人経営指導課長(44)は「これから県内で販路を広げていく。そばは海外でも人気があるのでさらなる展開も考えたい」、天野さんは「今後もそばを使ったアイスなどを作り、豊後高田のそばをPRしていきたい」と意気込んでいる。
 そば粉の天ぷら粉は100グラム500円(税別)、330グラム1400円(同)。

最新記事
豊後高田市の真玉海岸でマテ貝掘り解禁 5月末まで干潮に合わせ開放、週末・祝日中心に
豊後高田市議会が基金の勉強会 議員が目的や残高などについて説明受ける
豊後高田昭和の町誕生の物語を描いた漫画本 立ち上げメンバーらが制作「誕生25年、原点知って」
豊後高田市議会
豊後高田市で21日に「だがしの日」 昭和の町を歩行者天国に、駄菓子配布や抽選会