顔に墨を塗り合って無病息災を祈る奇祭「木浦すみつけ祭り」が14日、佐伯市宇目木浦鉱山地区であった。多くの人が顔を真っ黒にして幸せを分かち合った。
木浦公民館前で赤い面の荒神が舞を奉納。すみつけが始まり、大人も子どもも「祝わせちょくれ」と声をかけ、ダイコンに付けた墨を互いの顔に塗った。
その後、荒神と祭り衆が地区の家々を回り、舞い踊って厄払いをした。
昨年から佐伯市に住む磯貝爽花(さやか)さん(10)=宇目緑豊小5年=は「知らなかった祭りで楽しい」、同市鶴岡西町の高野純さん(18)は「いろいろな人と分け隔てなく交流できる」と話した。
祭りは鉱山の安全祈願が起源とされ、400年以上の歴史を持つという。現在は2年に1度の開催。