県内は1月、記録的な少雨となった。19観測地点のうち大分市、臼杵市、佐伯市蒲江の3地点は1月としては初めて降水量0ミリを記録。他の3カ所を合わせた計6地点で雨が観測されず、19地点全てで過去最少となった。少雨は昨年から続いており、今後1カ月の降水量も平年より少ない予想となっている。
大分地方気象台によると、1月の降水量がゼロだったのは他に▽犬飼▽宇目▽佐伯。雨や雪があった地点も平年の1~20%ほどにとどまった。乾燥した空気が流れ込みやすい冬型の気圧配置の日が多く、冬にまとまった雨を降らせる南岸低気圧の発達も弱かった。
2月末までの1カ月予報は、高気圧に覆われる日が多く、降水量は平年より少ない見込み。
昨年1年間も雨が少なかった。▽中津▽武蔵▽椿ケ鼻―の3カ所で過去最少の年間降水量となり、その他の地点も平年の60~80%ほどだった。観測史上初めて6月に梅雨明けしたことや、高気圧に覆われた11月の少雨が影響した。
長引く少雨で、ダムの貯水量は低下。農業用ダムのうち、宇佐市院内町の香下ダムは貯水率が7・3%(2日正午時点)で平年の約1割まで下がった。県農地・農村整備課によると、営農開始前のため現時点で影響はないという。
空気も乾燥しており、火の取り扱いに注意が必要。今年から各市町村で運用が始まった林野火災注意報・警報は、4日時点で県内14市町が注意報を出している。