豊後大野市の深田さんが全国名流吟詠大会で準優勝 努力続け50年「さらに勉強を重ねたい」

全国名流吟詠大会で準優勝した深田貢さん=豊後大野市役所

 【豊後大野】詩吟の淡窓伝光霊流三重詩道会に所属する豊後大野市三重町内田の深田貢(すすむ)さん(78)が詩吟で全国最高峰の大会の一つとされる第61回全国名流吟詠大会で準優勝した。「豊後大野は淡窓伝光霊流宗家・深田光霊さんの生誕の地で会員も多い。市を詩吟のまちとして売り出せるように頑張りたい」と話した。1日午後0時半から、町内のエイトピアおおのである市芸術祭で歌声を披露する。
 深田さんは28歳の頃、義母から「何か趣味を持った方がいい」と助言を受けて詩吟を始め、50年にわたって取り組んできた。これまでも県予選に何度も挑戦し、あと一歩で全国大会を逃していた。
 日課のジョギングの際にも発声練習をするなど精力的に取り組んだ結果、昨年8月に大分市であった本年度の大分地区大会第4部(75歳以上の部)で優勝し、初めての県代表に選ばれた。
 昨年12月7日に大阪市であった全国大会には地区大会を勝ち抜いた46人が出場。「周りは上手な人ばかりでびびった」というが、これまで練習してきた歌を朗々と歌い上げ、準優勝に輝いた。
 同大会はレコード会社の日本コロムビアが主催。上位入賞者の中から選出される同社吟詠音楽会員にも選ばれ、大会翌日にはレコーディングに参加。今年5月にCDデビューすることになった。
 三重詩道会の赤嶺憲正会長(79)は「腹から出しているので声の伸びや響きがすごい。練習のたまもの」とたたえた。
 深田さんは「吟士として認められてうれしい。これからは各種大会にゲストとして呼ばれることもあるので、『この程度か』と思われないようにさらに勉強を重ねたい」と話した。

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