国東市が県内初「ごみの先出し制度」スタート 要介護認定の高齢者ら対象、指定日の2日前から可能

排出指定日の前日に義父宅を訪ね、ごみを出す女性=国東市

 【国東】さまざまな事情で決められた日にごみ出しが難しい市民を支援するため、国東市は指定日の2日前からごみ出しできる制度を始めた。周囲に気兼ねすることなく安心して暮らしてもらうことを目的にしており、県内の自治体では初めての取り組みという。
 対象は▽要介護・要支援認定を受けた65歳以上の高齢者▽身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保険福祉手帳の交付を受けた人―のみの世帯。いずれかの条件に準じる人で、市長が認めた人も可。
 市によると、「ごみ出しに合わせて親の家に行くのは大変」「せめて前日に出せないか」などの声が寄せられ制度化を検討していた。集積場までごみを運ぶことが困難な人が、別居の親族やヘルパー、地域の支援者に出してもらうことを想定している。
 希望者は市福祉課か各総合支所に事前申請書を提出。市環境衛生課が各区長に状況を確認した上で、「事前排出シール」を交付する。シールを張ったごみ袋に限り、排出指定日の2日前の午後4時以降に、市が貸し出しているごみ回収ボックスの設置された集積場に出すことができる。
 市環境衛生課の河村任(まこと)課長は「ごみを出すタイミングの選択肢が増えると思う。制度を活用してほしい」と話した。
 問い合わせは、市環境衛生課(0978-72-9001)か市福祉課(0978-72-5164)。

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