臼杵市が奨学金の返済支援制度創設 若い世代の定住促進へ月額最大1万7千円、最長20年間

奨学金の返済支援制度を創設した臼杵市=臼杵市役所

 【臼杵】臼杵市は大学進学などの際、貸与を受けた奨学金の返済が今年4月1日以降に始まる市内居住者に対して、月額上限1万円の補助金を最長20年間、給付する制度を始める。その他の要件も満たせば月額は最大1万7千円となり、総額は408万円に上る。市によると、県内自治体の同様の制度の中では最長かつ最高額。
 奨学金の返済で厳しい生活を強いられる若者は少なくなく、返済の負担が未婚化や少子化につながることを解消するために制度を設けた。
 市は「誰もが安心して暮らせるまちづくり」をスローガンに掲げる。他自治体では、地元出身や地元企業に就職といった条件があるケースもあるが、幅広く支援するため各種要件を設定。現在奨学金を返済中で今月7日以降の市内転入者も対象とした。
 さらに▽進学前まで5年以上市内居住者(月額上限4千円)▽市内高校卒業者(同千円)▽公務員を除く市内事業所の就業者(同2千円)―をそれぞれ加算する。
 給付を受けるには5年間の継続居住が必要。途中で市外に転出したケースや、20年以内に返済が終了した場合は給付が終わる。繰り上げ返済分は除外となる。
 西岡隆市長は「人口減少は深刻な課題。若い世代が臼杵市に住み、奨学金の返済軽減を受けながら、臼杵の良さを実感してもらいたい」と話した。
 問い合わせは市地域力創生課(0972-72-1081)。

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