県内の大型商業施設の初売りはおおむね好調だった。客数、売り上げともに前年を超えた施設が多かった。物価高が続く中、お得感の高いセールや福袋が人気を集めたほか、年末年始が最大9連休で帰省客も多く、にぎわいにつながったようだ。
元日から初売りセールをしたパークプレイス大分(大分市)は、三が日の客数、売り上げともに前年を上回った。当日販売をした福袋は、衣料や生活雑貨を中心に午前中で売り切れた店が多かったという。
ライブパフォーマンスや餅の振る舞いなども開催。販促企画・広報担当の神田華奈さん(26)は「イベントに力を入れたことが売り上げ増につながったのではないか」とみている。
トキハはわさだタウン(同市)が1日、本店(同市)と別府店(別府市)が2日に新年の営業をスタートした。
本店は働き方改革で例年の正月より1時間遅い午前10時に開店。営業時間を2時間短縮したものの、客数と売り上げは前年並みだった。
福袋は3店で計2万5千個を準備。カニや肉など高級食材が入った1万円以上の商品が完売するなど、前年より売上個数が伸びた。販売促進グループは「物価高で節約志向が高まる中、お買い得さに支持が得られたようだ」と説明する。
アミュプラザおおいた(大分市)は、初売り初日2日の入館者数は前年比4%増の約12万人だった。運営するJR大分シティ販売促進グループは「9連休効果で帰省客が多く、土産品や飲食店が好調だった」という。
1日から営業したゆめタウン別府(別府市)は三が日の客数、売り上げはいずれも微増した。寺下泰史支配人(50)は「帰省需要で総菜など食料品を中心に売り上げが伸びた」と話している。