別府翔青高吹奏楽部がマーチング衣装を新調へ 別府商時代から30年超使い劣化、有志の会が支援求め活動

別府商業高時代から受け継いでいる別府翔青高のマーチングのユニホーム=別府市の別府翔青高

 【別府】赤のブレザーに白のパンツスタイル―。別府市の別府翔青高吹奏楽部は統合前の別府商業高から受け継いだマーチングのユニホームを、デザインを変えずに新しくしようとしている。30年以上使った伝統の衣装は劣化が際立ち、修繕が困難な状態。新調には多額の費用がかかるため、保護者でつくる「有志の会」が支援を求めて活動している。
 オリジナルの代表曲「ハイスクール・マーチ」を勇ましく演じ、県マーチング界をリードしてきた別府商吹奏楽部。別府青山、別府羽室台との3校統合(2015年)に伴い、バトンは翔青吹奏楽部に託された。
 高橋南々美(ななみ)部長(17)と首藤彩楽(さら)副部長(17)=いずれも2年=は「赤いユニホームは私たちの誇り。県内外のファンにすぐに気付いてもらえる」と強調する。
 大切に着てきた衣装は色あせや黄ばみが目立ち、生地が薄くなっている部分もある。「肩章」と呼ばれる飾りは繰り返し縫い付けた。帽子のつばは粘着テープで補強。汚れは手洗いし、消臭スプレーを振って管理している。
 機能面にも課題がある。生地が厚手のため風を通しにくく、汗を吸って重くなる。真夏は熱中症のリスクが高まるため、部のジャージーを着て演奏したこともあった。顧問の中村慎之介教諭(32)は「できる限りデザインは変えず、動きやすく、通気性を良くしたい」と願う。
 リニューアルに向け、昨年10月に吹奏楽部の保護者で「有志の会」を設立した。衣装は楽器のパートごと4種類、計約80着が必要となる見通し。費用は数百万円に上る。
 同会は生徒がイベントで演奏する際に、会場で募金の協力を呼びかけ始めた。振り込みによる寄付も募っている。代表の伊藤かすみさん(52)は「部内ではまかなえない金額。外部からの支援に頼らざるを得ない」と語る。
 新しい衣装がそろった後は支援者を招いた「お披露目コンサート」を計画したいという。問い合わせは同会の伊藤代表(090-8664-3423)。

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