「殺し屋のプロット」病に苦しむ老ヒットマン、最後の任務

名優マイケル・キートンが主演、監督を務めた映画「殺し屋のプロット」(ⓒ2023 HIDDEN HILL LLC. ALL RIGHTS RESERVED.)

 病魔に苦しむ老ヒットマンが、人生最後のミッションに挑む姿を描いた物語。
 殺し屋のノックスは、医師から進行の速い認知症であることを告知される。数週間後には記憶が失われ、意識が明瞭でなくなるという。病気の影響で、仕事に失敗。相棒を死なせてしまい、引退を決意する。
 疎遠にしていた息子のマイルズが訪ねてくる。16歳の娘をもてあそび、妊娠させたギャングを殺したと告白。助けてほしいと懇願する。殺害現場にはマイルズの犯罪を裏付ける証拠がたくさん残っていた。息子の窮地を救うことができるのか…。
 病状は日に日に悪化。意識は途切れ、自分の名前さえ忘れ始める。おまけに、ギャング殺しを調べる警察は疑惑の目を向けてくる。四面楚歌(そか)とも言える状況だが、ポーカーフェースを崩さず息子の犯罪を隠ぺいしようとする。ノックスの計画の全容、そしてその思いが明らかになるとき、深い感動が胸に迫る。
 主演、監督、制作はマイケル・キートン。近年「ビートルジュース」の続編でテンションの高い演技を見せた彼が、ハードボイルドの匂いを漂わせながらも、親子愛を感じさせる一本を作り上げた。アル・パチーノやマーシャ・ゲイ・ハーデンといったアカデミー賞俳優が脇を固めている。

 シネマ5で27日(土)~1月2日(金)の午後2時40分。27、29日は同7時10分も上映する。(この日程以外も上映あり)

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 「大分合同新聞ムービーアワー」は厳選した映画をお届けするプロジェクト。テーマや話題性を吟味した作品を週替わりで上映します。

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