【別府】泉都の冬の風物詩「べっぷクリスマスファンタジア2025」(冬の祭典実行委員会主催、大分合同新聞社など共催)が20、21の両日、別府市で開かれる。「別府八湯」や別府観光の礎を築いた「油屋熊八」にちなみ、今年は両日とも8888発の花火を打ち上げる。
初日は午後7時に開会し、子どもたち約200人による合唱がある。同市と日出町在住の小学1~6年生が参加し、「ジングルベル」など5曲を披露する。
最終日は午後6時からミス別府による菓子まき、同6時半から2組のアーティストによるライブステージがある。
メインの8888発の花火は両日、午後8時8分8秒にスタートする。初日は「HAPPINESS~子ども達へ夢と希望を」、最終日は「TO YOU~あなたへ贈るクリスマス」をテーマに、王道のクリスマスソングや世代を問わず人気の計12曲に合わせて打ち上げる。
北浜緑地帯に有料観覧席を用意。パイプ椅子席は1人3千円で、芝生エリアは小学生以下500円、中学生以上千円。19日まで専用サイトなどで販売している。当日券もある。
スパビーチに地元の飲食事業者の露店が並ぶほか、ステージを設けてさまざまなイベントを実施する。
実行委事務局の市観光協会は「別府にゆかりがあり、縁起のいい『8』にちなんだ花火を楽しんでほしい」と呼びかけている。
問い合わせは同協会(0977-24-2828)。