豊後大野市で新名さんと木付さんの二人展開催 透明水彩と色鉛筆の作品計37点展示

色鉛筆画の木付吉弘さん(左)と透明水彩画の新名大二郎さん=豊後大野市千歳町下山の中九州アートミュージアム幸寿記念館

 【豊後大野】豊後大野市千歳町下山の中九州アートミュージアム幸寿記念館で、「新名大二郎・木付吉弘二人展」が開かれている。21日まで。無料。
 新名さん(74)は大分市在住の画家。過去3回、ヨーロッパ各国を回る絵描き旅をした際に描きためたものを中心に15点を展示。透明水彩を使い、歴史的な建造物や町並みをみずみずしく表現している。
 親戚の画家に教えてもらい2歳から筆を持ち、透明水彩を始めて40年と経験豊富。「輪郭の線のありなしなど、年代によってさまざまな描き方をしている。見比べて楽しんでほしい」と話した。
 木付さん(61)は豊後大野署員。大分市の画廊で見た絵に刺激を受け、2020年から色鉛筆を使った人物画などを描いている。会場では芸能人の似顔絵や名画の模写など22点を飾っている。
 仕事の傍ら、ほぼ毎日色鉛筆を手にしている。「人間を描くのがテーマ。今はイラストだが、今後は写真と変わらないような画風を目指したい」と意欲を見せた。
 開場は午前10時~午後4時。期間中の土、日曜には作者2人が来館することもある。問い合わせは同館(090-4342-7241)。

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