県産イチゴの旬入り宣言式が5日、大分市豊海の市公設地方卸売市場であった。クリスマスなど需要が高まる時季を前に、生産者らが品質の高さをアピールした。
県いちご販売強化対策協議会によると、夏の暑さが長引いて生育が遅れたものの、味は例年通りに仕上がったという。
中原良祐会長(49)=中津市三光諫山=が市場関係者に旬入り宣言書を手渡し「甘さ・酸味・こくのバランスが整った三方よしのイチゴになっている。そのまま食べて本来の味を堪能してほしい」と話した。
この日は県内各地から県産オリジナル品種ベリーツや、さがほのかなど603キロが集まった。競りでは、ベリーツ1箱(12粒入り)に昨年と同じ27万円の最高値が付いた。全体の1キロ当たり平均価格は3201円で49円低かった。
JA全農おおいたによると、県内は168戸が計36・8ヘクタールで栽培。本年度の出荷は、昨年度より118トン多い1260トンを見込む。県内をはじめ関西などの市場に送られる。