伝説の名勝負・大分舞鶴―天理、両校OBが三たび激突へ 大分市で12月6日に約束の還暦ラグビー

天理OBとの再々戦に向けて練習に励む大分舞鶴OBのメンバー=同高グラウンド

 高校ラグビー史に残る名勝負として語り継がれ、歌手松任谷由実さんの「ノーサイド」のモデルになったとされる大分舞鶴―天理(奈良)の“再々戦”が12月6日、大分市の豊後企画フィールドである。激闘から42年。12年前に1度再戦し、ことし還暦を迎えた両校OBが三たび、激突する。
 伝説の試合は1984年1月の第63回大会決勝。リードを許していた大分舞鶴が終了間際のトライで2点差まで迫ったが、決まれば同点で両校優勝となるゴールキックは左にそれ、直後にノーサイド(試合終了)を告げる笛が鳴り響いた。
 天理側から提案があり、当時と同じ花園ラグビー場第1グラウンドでの再戦が実現したのは、伝説からちょうど30年後の2014年。40人以上のメンバーが集まった大分舞鶴が41―22で勝利し、雪辱を果たした。試合後の交流会で「還暦の年に今度は大分で」と交わした約束が今回、実現する。
 大分舞鶴OBは県内在住者が中心になって週に1回集まり、練習に励んでいる。体調不良で出場できないメンバーがいるものの、今回も25人が出場予定だ。
 当日は午後3時半キックオフで観戦無料。20分ハーフ、選手交代自由の特別ルールで実施する。舞鶴は黒、天理は白の伝統のジャージーを着用し、3度目の勝負に臨む。
 当時3年でFW第1列のプロップだった冨田崇実行委員会副委員長(60)は「劇的な幕切れは忘れられない。戦うからには全力で勝ちにいく。たくさんの人が見に来て、頑張るおじさんたちを応援してくれればうれしい」と話した。

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