独バートクロツィンゲン市の訪問団が姉妹都市の竹田市へ 交流35周年、日本文化に触れる

カボスを植樹したフォルカー・キーバー市長(左から4人目)や土居昌弘市長(同5人目)ら=竹田市飛田川

 【竹田】竹田市との交流35周年を記念し、姉妹都市関係にあるドイツ・バートクロツィンゲン市の訪問団が竹田市を訪れた。日本文化に触れるとともに、交流の原点となった市内直入町では中学生と語り合った。同市の代表的行事・たけた竹灯籠「竹楽(ちくらく)」も堪能し、相互理解と友好を深めた。
 訪問団は、バートクロツィンゲン市のフォルカー・キーバー市長ら5人。20日は城下町で着物、茶道、能といった日本文化を体験。同町で直入中1、3年生24人から歓迎を受けた。生徒会長の大塚史翔さん(15)=3年=が「母国について教えてほしい」とあいさつ。5グループに分かれて親睦を深め、キーバー市長が地元の名物などを紹介した。
 21日は市内飛田川の稲葉川やすらぎ公園で土居昌弘市長らとカボスを植樹。市内拝田原のホテルでの記念式典に出席した。
 両市長があいさつし、ともにドイツの詩人ゲーテの「友情とは、距離を超えて心を結ぶ道である」という言葉を引用。土居市長は「交流は炭酸泉を通じた共感から、文化、教育、心の触れ合いへと広がった」。キーバー市長は「先人たちが大切にまいた種を育て、磨き、つなげていこう」と述べた。
 一行は同日、竹楽初日の城下町を散策。竹明かりがつくる幻想的な風景を楽しんだ。
 バートクロツィンゲン市は、ドイツ南西部にある温泉保養地。長湯温泉がある旧直入町が1989年に視察に行ったのを機に交流が始まった。平成の合併後も友好関係が続いている。竹田市は旧直入町時代の1992年からドイツからの国際交流員を迎えている。

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