元プロ野球名選手が大分の小学生に夢を届ける野球教室「サンリオベースボールアカデミーイン大分」が24日、大分市の別大興産スタジアムであった。元巨人監督の原辰徳氏や郷土が生んだスター内川聖一氏らが講師を務め、野球の楽しさを伝えた。
サンリオ(本社・東京)などが9月に東京で始めた企画。大分にハーモニーランド(日出町)がある縁で第2弾の開催地に選ばれた。
県内の26チームから355人が参加。投球指導では元巨人エースの斎藤雅樹氏がボールの握り方、元ソフトバンクの摂津正氏が体重移動、日米で活躍した五十嵐亮太氏が指先で回転させる技術を伝えた。野球を始めて2年の阿部結香さん(10)=八幡4年=は「こつが分かり、もっと好きになった」とにっこり。
守備では元ヤクルトの秦真司、笘篠賢治両氏と元横浜の久保文雄氏が構えやグラブさばきを伝授し、内川氏が落下地点への入り方などを教えた。自称「リアル野球盤選手」の杉谷拳士氏がトークで盛り上げた。
終始笑顔で子どもたちと接した原氏は「自分たちの世代よりレベルが上がっている」と目を細めた。また佐賀関火災の被災者に向けたチャリティー活動も展開し「一日も早い復興を」と願った。
遠藤甫さん(10)=滝尾4年=は「すごくためになった。生かしてチームのレギュラーを取る」と忘れられない経験を振り返った。