大分市佐賀関の大規模火災を受け、政府予算要望で上京していた佐藤樹一郎知事は19日、予定をキャンセルして帰県した。県庁に戻り、「住居や食事の手配など被災者の救援と、災害関連死が出ないようにするため、全力で取り組む」と強調した。
県は大分市に対して災害救助法を適用し、避難所の運営費用は国と負担する。自衛隊に災害派遣も要請した。「引き続き状況を見ながら必要な要請はしていきたい」と語った。
佐藤知事は18日に上京した。19日は要望活動を全てキャンセルし、午前中は県東京事務所から災害対策本部会議にオンライン出席した。