「おおいたシニアエッセイ」で大分市の藤野さんが最高賞 中学生の孫との生活をつづる

最高賞の特選に選ばれた藤野八重美さん

 【大分】県内の60歳以上を対象に県老人クラブ連合会が募集した本年度の「おおいたシニアエッセイ」で、大分市城原の藤野八重美さん(76)が中学生の孫との生活をつづった『七十五才中学生と暮らす』が最高賞の特選に選ばれた。藤野さんは「まさか自分が選ばれるとは。家族や知人から祝ってもらえてうれしい」と喜んでいる。
 県老連によると、本年度は60~90代の80人から作品が寄せられた。藤野さんは夫の死をきっかけに、末の孫の発案で共同生活が始まった経緯や部活の朝練習で午前5時半に起きる孫のため、朝早くから栄養たっぷりの朝食を作っていることなどを紹介。「朝から食事作りに一生懸命。寂しいなどと言ってはいられない」などと心情を記した。
 エッセーは初挑戦。毎年出品している知人に勧められ、孫と2人で暮らす自身の体験が珍しいのではと思い、孫との会話をメモしながら起承転結を意識して書いたという。「食事に手を抜かない生活は自身にとってもありがたい。安心して暮らせる今の生活が楽しい」と藤野さん。
 県老連は作品集を1700部発行し、無料で配布している。問い合わせは県老連事務局(097-552-0502)まで。

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