画期的な製品やサービスを提案する「高校生なるほどアイデアコンテスト2025」の最終審査会が3日、大分市の大分大旦野原キャンパスであった。県内外の26校から419点の応募があり、入賞作を選んだ。
コンテストは同大経済学部と県教委が毎年開催しており、21回目。10月にあった2次審査を通過した10作品について、生徒らがプレゼンテーション。6人の審査員が採点した。
グランプリに輝いたのは、大分商業高1年のチームによる「視覚で伝える優しさキーホルダー」。公共交通機関で席を譲りたい人と、譲ってもらいたい人が円滑にやりとりできる仕組みを考えた。
その他の入賞は次の通り。
▽県教育長賞 三重県立四日市商業高3年「ちゃいろがーるず」▽大分合同新聞社賞 榎美咲さん(別府翔青高2年)▽大分大地域連携推進賞 日田高3年「廃棄梨の活用法」▽優秀賞 国東高2年「3―A」、大分商業高1年「出席番号後ろの方の人々」、野仲紗依さん(三重総合高2年)