トリニータ、ホームで2日に山形と対戦 勝ち点積み上げ残留確定を狙う

山形戦に向けて調整する大分のGK文=県サッカー協会スポーツ公園

 サッカーJ2の大分トリニータはリーグ第35節の2日、大分市のクラサスドーム大分で山形と対戦する。今節で引き分け以上なら、他チームの結果次第では残留が決まる可能性もある。「来季もJ2」を早く確定するためにも、勝ち点を積み上げたい。
 大分は前節、敵地で熊本と対戦し、1―0で勝利。DF岡本拓也のゴールを守り抜き、4試合ぶりの勝ち点3で15位に浮上した。
 12位の山形は高い攻撃力を誇り、1巡目の対戦は0―3で完敗した。FW宇津元伸弥は「相手の動き出しに気を付けたい。しつこくマークし、1対1の勝負で負けないことが大切」。
 J3降格圏との勝ち点差が9に広がったとはいえ、選手たちに油断や慢心はない。竹中穣監督は「数字(勝ち点差)は気にしていない。目の前の試合に集中し、勝利を目指すだけ」と気を引き締める。
 3試合連続で無失点と、強固な守備を取り戻しつつある。GK文慶建(ムンキョンゴン)は「いい流れを途切れさせたくない。的確なコーチングとセービングで無失点に抑えたい」と意気込んだ。

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