「大分の食の魅力に触れて」別府市で県農林水産祭始まる 秋晴れの中、大勢の客でにぎわう

ミカンの袋詰めを楽しむ来場者=18日、別府市野口原の別府公園

 大分県農林水産祭「おおいたみのりフェスタ」が18日、別府市野口原の別府公園で始まった。農業、林業、水産業の計186団体が出展。爽やかな秋晴れの中、大勢の客でにぎわった。19日まで。
 県と農林水産団体などでつくる実行委員会、大分合同新聞社の主催。開会式で佐藤樹一郎知事が「多くの人に大分の食の魅力に触れてもらい、消費拡大につなげたい」とあいさつした。
 産地直売コーナーでは梨やミカンなど人気の産品に長い列ができた。JAおおいた豊肥エリアは新鮮な野菜を10種類以上販売。同エリアの松尾武郎さん(47)は「おいしい野菜を安く食べてほしい」と話した。
 水産コーナーでヒオウギガイを売った県漁協蒲江支店の後藤拓也さん(38)は「朝に水揚げし、鮮度が高い。その場で食べても持ち帰ってもよいです」とアピールした。
 林業コーナーの積み木広場で遊んでいた別府市上野口町の時枝和子(わこ)ちゃん(6)と来子(きこ)ちゃん(3)姉妹は「いっぱい積み木があって楽しい」と笑顔を見せた。
 19日は午前9時半から午後3時半まで。各種ステージイベントもある。

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