臼杵市で「野津ごぼう」の収穫がピーク 秋冬料理の材料「柔らかくみずみずしい」

野津ごぼうの選果をする高橋秀司さん=臼杵市野津町烏嶽

 【臼杵】臼杵市野津町で「野津ごぼう」の収穫がピークを迎えている。野津ごぼうは3月末に種まきをした秋ゴボウ。
 同町烏嶽(うがく)の高橋秀司さん(78)は約9千平方メートルの畑に作付け。葉タバコの連作対策として、数年に1回場所を移しながら、ゴボウを植えている。
 収穫後、積み上げた約1メートルのゴボウを家族3人で1本ずつ細根を落として選果している。11月末までに約14トンを大分市公設地方卸売市場に出荷する予定。
 丸果大分大同青果で土物を担当する丸小野英文さん(38)は「野津ごぼうは柔らかくみずみずしい。団子汁やうま煮など秋冬料理の材料として人気が高い」と話した。
 高橋さんは「今年は天候に恵まれて豊作。たくさんの人が食べてくれるといいな」と期待した。

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