【佐伯】文部科学省が認定した県内初の日本語教育機関となる佐伯民際日本語学校の開校式と入学式が2日、佐伯市蟹田の同校であった。アジアを中心とした留学生が地域と交流しながら学びを深める。19~29歳の1期生11人が入学した。
開校式には県、市、商工団体、学校関係者ら約40人が出席。上田直紀理事長が「教育が地域社会の活力となり、地域社会が教育を支える好循環を期待する。地域とともに歩む学校づくりを推進する」とあいさつ。冨高国子市長が祝辞を述べ、住田伸夫校長と3人でテープカットをした。
入学式にはミャンマーからの留学生9人が出席。代表してジン・ミン・テッさん(22)が「日本語を学び、日本の文化や社会を理解し、夢を実現できるよう努力する」と決意を述べた。
同校は4月と10月の年2回、大学や専門学校への進学を目指す留学生を受け入れる。日本語の学習に加え、小学校訪問や企業・団体と連携した実習などの交流活動も授業に組み入れ、地域社会と積極的に接点を持つ方針。4月入校は2年間、10月は1年半学ぶ。
同校の運営会社「京都民際」(京都市)は同市内に四つのキャンパスを構えて日本語学校を運営。外国人材の需要が高まる中、技能実習生などを受け入れて地域活性化に取り組む佐伯市に進出した。
市は昨年1月に同社と人材育成や観光振興に関する包括連携協定を締結。雇用、定住の創出、インバウンドに関する協力体制の構築などに期待をかける。