二階堂美術館で日本画のワークショップ開催 参加者に横山大観の技法を解説

横山大観の技法を学ぶ参加者=日出町の二階堂美術館

 【日出】特別展「横山大観と近代日本画の富士図」(大分合同新聞社共催)を開催している日出町川崎の二階堂美術館で29日、日本画のワークショップがあった。
 午前と午後の部に計12人が参加した。豊光会員の河野育代さん(同町)が、大観の技法で線を廃した朦朧体(もうろうたい)について解説。「線を描いて塗り込むのが主流の時代。新しいものを生み出すことに意欲的だった」と話した。
 この日は休館日。参加者はお気に入りの富士図の前で、思い思いに筆を振るった。
 特別展は11月16日まで。10月13日午後1時半からは大観のひ孫で横山大観記念館の横山浩一代表理事が講演する。18日と11月1日の午後1時半から、同館の学芸員が展示解説をする。
 問い合わせは二階堂美術館(0977-73-1100)。

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