杵築市の白鬚田原神社でどぶろく仕込み作業始まる 10月17日と18日に祭り

蒸し上げた米を布に広げて冷ます参加者=杵築市大田沓掛の白鬚田原神社

 【杵築】杵築市大田沓掛の白鬚(しらひげ)田原神社(河野真二宮司)のどぶろく祭り(毎年10月17、18日・県選択無形民俗文化財)で振る舞うどぶろくの仕込み作業が25日、境内で始まった。
 1300年以上続く五穀豊穣(ほうじょう)と無病息災を願う伝統行事。氏子のほか、別府大食物栄養科学部発酵食品学科の学生、地域おこし協力隊員ら計37人が参加した。
 地元産の米(約250キロ)を蒸し上げ、布に広げて冷ました後、こうじと水と一緒に醸造用の容器に入れてかき混ぜる「櫂(かい)入れ」をした。参加者は棒を使って丁寧に作業していた。
 10月1日に2回目の仕込み作業をして計約1400リットルのどぶろくに仕上げる。

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