【別府】別府市野口原の別府翔青高は2026年度から、新入生を対象に学科を改編する。普通科を「クロスアカデミア科」、商業科を「ビジネスイノベーション科」に改め、各種問題や地域の課題に対応できる能力を育成する。外国語に特化した「グローバルコミュニケーション科」は継続する。
クロスアカデミア科は教科などの枠にとらわれない探究的な学びをするのが特徴。興味のある分野を追究する「クロスラーニング探究」の日を年間5日設ける。学習指導要領に定められた科目の勉強を基本とする一方、多角的視点で問題解決を図る能力を養う。
従来の「文系」「理系」の2分類をなくし、文学部や経済学部など人文社会科学系の進学を目指す生徒を「リベラルアーツ」、医学部や農学部といった自然応用科学系の志望者を「ステム」に分ける。総合選択科目として「生命科学」「国語探究」「スペイン語」など25科目の中から履修できるようにする。
ビジネスイノベーション科は、カリキュラムなどについて商業科と大きな変更はない。国際観光都市でもある地域を学びの場とし、ビジネスシーンを想定した学習活動を充実させる。
クロスアカデミア科は80人、ビジネスイノベーション科は120人、グローバルコミュニケーション科は40人それぞれ募集する予定。
小幡英二校長(58)は「少子化が進む中、将来を見通した改革をする必要がある。特色のある学科を設け、生徒を呼び込みたい」と話した。