大分市で科学イベント「サイエンスフェス」開催 家族連れが顕微鏡での観察など体験

顕微鏡を使って微生物を観察する子どもたち=20日、大分市

 体験型の科学イベント「サイエンスフェス2025in大分」が20日、大分市のJCOMホルトホール大分であった。家族連れらがトークショーや多彩なワークショップを楽しんだ。
 大分合同新聞社と東京理科大ナノカーボン研究部門でつくる実行委員会が毎年開き、7回目。持続可能な開発目標(SDGs)をテーマにした科学ショーや、人工知能(AI)で白黒写真をカラー化・動画化するプログラムなどがあった。
 顕微鏡で乳酸菌と酵母を観察した大分市森岡小1年の小川侑将(ゆうしょう)さん(6)は「想像していたよりも拡大して見ることができて楽しかった」と話した。
 パネルディスカッションでは、フェスの総合プロデューサーで東京理科大教授の山本貴博さん、東大大学院教授の渡辺英徳さんらが登壇。戦後80年に合わせ「平和と科学」などをテーマに語り合った。

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