【佐伯】佐伯市のブランド果実「マリンレモン」が収穫期を迎えた。この時季は香りが抜群な緑色の果実が特徴で、爽やかな旬の香りが楽しめる。
大入島の柴田惣弥さん(70)の高ユウキ農園(約10アール)では17日に収穫が始まった。畑は海岸から数メートル。潮風を受けて育った自慢のマリンレモンは「玉太りも良く、香りもいい」と柴田さん。青空の下、一つ一つ果実の大きさを測りながら、丁寧に摘み取った。
収穫した果実は市内外の店頭に並ぶ予定。イベントなどでも販売し、試験開発中のレモネード原料にも用いるという。
佐伯のマリンレモン収穫、出荷は年明けまで続く。緑色の果実は気温が下がるにつれて黄色に色づき、果実量が増えていく。
市は本年度、ふるさと納税の返礼品(5キロ、受け付けは来年1月10日まで)に加え、今月下旬から順次発送を予定している。