【豊後大野】豊後大野市は8~9月に3回、市民らに市の将来を考えてもらう「みらいデザイン会議」を開いた。最終回は9日に市内三重町の市中央公民館であり、参加者は自分たちで考えた将来像などを白井将明副市長に提案した。
市の最上位計画「第2次市総合計画」と「第2期市まち・ひと・しごと創生総合戦略」が本年度で終わるため、市は来年度からは両方を統合し、より具体的で実効性の高い「みらい戦略プラン」を始める予定。策定中のプランに市民からの意見を盛り込むために開いた。
高校生から40代までの30人が参加。1回目は「市のよいところと足りないところ」をテーマに、6班に分かれて議論。よいところは「自然が豊か」「野菜がおいしい」など、悪いところには「遊ぶところが少ない」「インフラが弱い」などが挙がった。
2回目は「どんなまちになってほしい?」をテーマに議論。市の将来をイメージするキーワードなどを考えた。
最終回は考案した将来像を発表。「ブンゴオオノ×♡=シン・イナカ」を提案した班は「市に関わるすべての人の♡を代入して方程式を完成させる市にする。シン・イナカとはネガティブなイメージを一新し、一流の田舎という思いを込めた」などと説明した。
ほかに「七色に輝け、豊後大野!」「過疎化にアンパンチ! 幸福度日本一」「豊かさを自慢できる町」などの将来像が挙がった。白井副市長は「皆さんの思いが伝わる」などと感想を述べた。
自然を生かしたまちづくりを望んだ三重総合高3年の仲野雅貴さん(18)は「高校で市の活性化策を考えたときと違って深い議論ができて楽しかった。理想の市になるように僕たちもできることを頑張りたい」と話した。