【由布】「湯平地域緊急避難所」(通称・花合野(かごの)防災センター)の落成式が6日、由布市湯布院町湯平の同所であった。湯平地域は土砂災害警戒区域に指定されており、避難所は急な大雨など域外へ避難が困難な場合に一時的に身を守る場所として活用。平時には住民の交流施設などとして利用する。
湯平地域は2020年7月の豪雨、22年9月の台風で被災。市は24年に策定した「復興まちづくり基本計画」に基づき、同9月から避難所を整備していた。
鉄筋コンクリート2階建て。延べ床面積は522平方メートル。1階は備蓄倉庫や資材庫、2階に大広間や和室、調理室があり、太陽光発電システムも備えている。総建設費は2億2200万円。
落成式には住民ら約40人が出席した。20年7月豪雨で避難中に亡くなった住民4人と、23年7月の大雨で亡くなった災害対策工事従事者2人に黙とう。相馬尊重市長が「復興まちづくりの拠点として親しまれ、中核となる施設になることを願っている」、如法寺正勝・湯平区長は「復興への道のりは今なお道半ばだが、落成式を迎えまた一歩前進できた。大切に活用していきたい」とあいさつした。