宇佐市と別府市が観光パートナーシップ協定締結 県内自治体で初、連携し誘客推進

観光パートナーシップ協定を結んだ後藤宇佐市長(右から2人目)と長野別府市長(同3人目)=宇佐市役所

 【宇佐・別府】宇佐市と別府市は6日、観光振興や交流促進を目的にした「湯のまち神のまち 観光パートナーシップ協定」を締結した。県内の自治体同士が観光分野の連携協定を結ぶのは初めて。
 宇佐市役所で締結式があり、両市長が協定書に署名。長野恭紘別府市長は「歴史や文化、自然景観がある宇佐市と組むことで宿泊数を伸ばし、消費者単価向上を目指したい」、後藤竜也宇佐市長は「全国的に有名な別府市と連携することで宇佐の潜在的な資源を生かすことができると期待している」と述べた。
 今後、両市で協力し、広域観光ルートの創出やグリーンツーリズムと連携した教育パッケージの開発、インバウンド(訪日客)向け誘客プロモーションなどを進めていく計画。宇佐市は今秋から、別府市内で飲食店の誘客キャンペーンなどに取り組むという。

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