【臼杵】今年5月に開港した臼杵市板知屋の臼杵港新フェリーターミナルそばの芝生広場(約1万4500平方メートル)に遊具を備えた公園が1日、オープンした。
公園は市民やフェリー利用者の憩いの場や港のにぎわい創出を目的に市が整備した。
広さ400平方メートル。テント生地で作られた跳躍器具「ふぐトランポリン」などフグやオランダ風車といった市の歴史や特色をモチーフにした遊具が16基ある。
園内は安全面に配慮し、床面はクッション性のあるゴムチップ製で、転倒した際などのけがを予防。遊具に屋根を付けて直射日光を避けられるようにした。総事業費は8728万1千円。公園の愛称は今後、市内の園児などと考える予定。
1歳と5歳の2児を連れた市内大浜の板井博規さん(42)は「未就学児向けの新しい公園がほしかった。柵で囲まれていて安心できる」と話した。
市は「地域のまちづくりや子育て関係者などと連携して市の活性化につなげたい」と話した。