手作りタコ風鈴、風に揺れ涼しげな音 大分市佐賀関の早吸日女神社に今年も登場

手水舎に飾られているタコ形の風鈴

 【大分】大分市佐賀関の早吸日女(はやすひめ)神社の境内に、ご神体の剣を守護したと伝えられるタコにあやかって今年も手作りのタコ形の風鈴が登場した。
 同神社の「佐賀関氏子青年会」が参拝者に楽しんでもらおうと2022年の夏から取り組んでいる。
 風鈴はガラスとプラスチック製。メンバーでデザイナーの橋本康聖さんが制作。80個が藤棚、手水舎(ちょうずや)で風に揺れながら、涼しげな音を奏でている。8月中旬まで設置されている。
 参道や灯籠の上などには季節や行事に合わせて装いが変わるタコの置物が74個設置されているほか、盆の時期には「たこ灯籠」が飾られる。
 同会の近藤弘之会長(49)は「神社と関係の深いタコをモチーフに境内を彩ることで興味をもってもらえるようになった。多くの人が足を運ぶ場所にしたい」と話している。

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