【空襲の記憶】8月4日 豊後森機関庫に機銃掃射

機銃掃射の弾痕が残る旧豊後森機関庫=7月30日、玖珠町岩室

 九州の交通網を偵察していた米軍の飛行隊が、久大線沿いに飛来。写真撮影の任務と並行して各地で駅や列車を攻撃した。
 北由布駅(現由布院駅、由布市)では、構内に積んでいたドラム缶が銃撃を受けて引火し、駅舎が炎上。2人が死亡した。
 現玖珠町にある豊後森機関庫は機銃掃射を浴び、3人が亡くなった。壁面には今も弾痕が残っている。
 このほか、現九重町や日田市天瀬町などでも空襲があった。
 (各種資料を基に、1945年の県内の空襲被害を掲載します)

最新記事
大分県出身者のミニ交流会「バー ヒラリン」好評 県東京事務所の平川所長が定期開催
【オススメ昭和レトロ】ブルートレインたらぎ(熊本) 寝台特急が宿泊施設に
つくみ港まつり納涼花火、夜空彩る5200発の大輪 豪快な破裂音に見物客から歓声
大分市で「平和・九条俳句大会」 戦後80年、原爆や核兵器関連の句が多く
【オススメ昭和レトロ】別府ケーブルラクテンチ(大分) 県民に親しまれ1世紀