つくみ港まつり納涼花火、夜空彩る5200発の大輪 豪快な破裂音に見物客から歓声

津久見の夜空を彩る花火=3日夜、津久見湾(多重露光撮影)

 第74回つくみ港まつり(港まつり実行委員会、津久見市、津久見商工会議所、大分合同新聞社主催)の「納涼花火大会」が3日夜、同市の津久見港であった。約5200発が夜空を彩り、大勢の見物客を魅了した。
 午後8時ごろ、市民らが家族や古里へ思いを込めた「メッセージ花火」で開幕。「結婚記念日に先立った妻へ、ありがとう」「次世代に津久見の花火大会を継承しよう」といった伝言がアナウンスで読み上げられた後、迫力満点の尺玉が上空に打ち上がった。
 中盤はアップテンポな曲に合わせて色鮮やかな花火が次々と登場。約2200連発の「大スターマイン」がフィナーレを飾り、次々と咲く大輪が津久見湾の水面を照らした。
 豪快な破裂音がリアス海岸と山々にこだますると、会場からは大きな歓声が上がった。

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