今年も明豊が甲子園へ―。第107回全国高校野球選手権大分大会最終日は26日、大分市の別大興産スタジアムで決勝があった。明豊が2―1で舞鶴を破り、5年連続11回目の甲子園出場を決めた。
明豊は初回に1点を先制されたものの、その後は追加点を許さなかった。七回に敵失で試合を振り出しに戻すと、九回にもしぶとく走者を出して勝ち越しに成功。直後の舞鶴の攻撃を3人で抑えると、マウンドに歓喜の輪が広がった。
試合後に閉会式があり、県高校野球連盟の花田修会長が「舞鶴はここ5年で4回決勝と県立高校でも戦える姿を示し、称賛に値する。明豊はプレッシャーをはねのけて冷静に戦い、常に他のチームの一歩上をいっていた」と講評した。
全国選手権は8月5日、兵庫県の阪神甲子園球場で開幕する。開幕ゲームのみ同1日に決まり、第2日以降分は同3日に大阪市内で抽選がある。
▽決勝
明豊
000000101|2
100000000|1
舞鶴
【決勝評】明豊が1点を争う舞鶴との投手戦を制し、5連覇を飾った。
明豊は1点を追う七回、2死一、三塁から代打川口の内野ゴロが敵失を誘って同点。九回も再び敵失で勝ち越した。投げては大浦、寺本の継投で1失点にしのいだ。
舞鶴は初回、2死一塁から四井の適時二塁打で先制。だがその後は本塁が遠く、先発秋田の好投を援護できなかった。