26日から「べっぷ火の海まつり」 露店やラグビー体験ブース、27日には花火8888発

火の海まつりへの来場を呼びかける別府市観光協会の職員=別府市末広町の市観光協会

 【別府】泉都の夏の風物詩「べっぷ火の海まつり」(べっぷ火の海まつり実行委員会主催、大分合同新聞社など共催)は26、27の両日、別府市中心部で開かれる。街中にさまざまな露店が並び、最終日には名物の花火が夜空を彩る。
 別府駅前通りでは両日、「べっぷ夜市」を開催。午後5時から同10時半まで歩行者天国になる。市内の事業者や団体の65店が並び、イカ焼きやかき氷などの飲食、ラグビーの体験ブースや動物と触れ合えるコーナーもある。JR別府駅東口には立ち飲みを楽しめる「熊八ガーデン」を設ける。
 北浜公園では両日、韓国や中国など世界各地の料理を楽しめる「火の海フードフェス」がある。屋台6店、キッチンカー10台が出店する予定。午後4時から同10時まで。
 最終日は午後6時からスパビーチで納涼音頭大会。県内16団体約700人が参加する。午後8時からは名物「納涼花火大会」があり、市内八つの代表的温泉地の総称「別府八湯」にちなみ、8888発の花火を打ち上げて祭りを締めくくる。尺玉を含む大玉88連発、青や赤など8色を組み合わせた色鮮やかなスターマインなど八つのプログラムを準備している。
 北浜緑地帯には有料の観覧席「花火応援席」を設ける。パイプ椅子席は1人3千円で、限定700席。芝生エリアは大人千円、小学生以下500円。いずれもチケットサイトから購入できる。
 実行委事務局の市観光協会は「気温が高くなることが予想される。熱中症対策をした上で、存分に祭りを楽しんでほしい」と呼びかけている。
 問い合わせは同協会(0977-24-2828)。

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