【竹田】竹田市荻町の特産品、夏秋トマトの収穫が最盛期を迎えた。生産者が栄養満点の実を一つ一つ丁寧にもぎ取っている。
市内荻町藤渡の田平真樹(まさき)さん(44)のハウスでは9日午前、7人が作業。汗を流しながら「赤採り」と呼ばれる真っ赤に色づいたトマトを摘み取っていた。
品質の劣化や着果の減少をもたらす高温への対策が課題になっており、田平さんも遮光ネットなどを施している。「今のところ、質、量ともに順調。おいしく、栄養もたっぷりなトマトをぜひ食べて」と話した。
JAおおいたトマト部会とJAおおいた豊肥営農経済センターによると、同市と由布市の農家でつくる同部会では66戸が生産。同町は西日本有数の夏秋トマト生産地になっている。
同部会は昨年度、販売額が初めて10億円を突破。今年は同町でのトマト栽培が始まって60年の節目に当たる。菊池一朗部会長(60)は「先人から受け継いだ産地をさらに強固にしていきたい」と力を込めた。