由布市の24年観光客、25万人増429万7903人 外国人最多、85%は東アジア圏

観光客らでにぎわうJR由布院駅=2024年12月27日、由布市湯布院町川北

 【由布】由布市は2024年の観光動態調査の結果を公表した。観光客総数は429万7903人で23年に比べ25万5475人(6%)増加。うち外国人は4割増え、調査開始(06年)以降最多の144万4387人となった。
 調査は、市が由布市まちづくり観光局に委託。携帯電話のビッグデータなどから推計値を出している。
 内訳は、日帰りが290万2445人(23年比109%)、宿泊が139万5458人(同100%)。男女比は男性46%、女性54%。
 月別では11月が最多で1月が最少。10年ほど前と比べると月別の差は縮まっており「インバウンドの増加、ゴールデンウイークや盆以外の期間でも休暇取得が容易になったことが一因ではないか」と分析する。
 日本人の日帰りは176万884人(23年比95%)、宿泊は109万2632人(同93%)といずれも微減となった。県内からの来訪者は7万4226人(10%)減少しており「コロナ禍後、近場で旅行をしていた観光客が、県外への旅行を再開し始めたのではないか」とみている。
 外国人は日帰りが114万1561人(23年比141%)、宿泊が30万2826人(同134%)と大幅に増加。円安などの影響で過去最多だった23年をさらに上回る人数となった。国・地域別では半数ほどが韓国で、台湾、中国、香港など東アジア圏が全体の85%を占めた。知名度がある湯の坪街道周辺(湯布院町)が団体バスツアーに組み込まれることが多いことや、旅行者のハブとなる福岡からの利便性が高いことなどが増加の理由として考えられるという。
 市商工観光課は「湯布院だけでなく挾間、庄内エリアへの周遊を促す施策も継続していく。観光関係者と情報共有しながら、由布市全体の良さを感じてもらう旅の在り方をPRしていきたい」と話している。

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