「被爆者悼み平和へ祈りを」大分市で15日に集い 追悼慰霊式や講話、来場呼びかけ

来場を呼びかける県被団協の岡田倫明会長(右)と伊東俊義さん=大分市

 原爆の被爆者を追悼する「ノーモアヒバクシャ大分の集い」が15日午後4時半から、大分市金池南のJCOMホルトホール大分である。追悼慰霊式に加え、被爆証言の講話や音楽演奏、映画上映がある。主催する県原爆被害者団体協議会が、関心を持つ人の来場を呼びかけている。無料。
 県被団協は、戦後50年の1995年から10年ごとに慰霊の行事を開いている。今回は、被爆者の証言を受け継ぐ活動をしている被爆2世の村輿(むらこし)久美子さん(広島市)が、自身の家族や被爆者から聞き取った経験を語る。
 岡田倫明会長(67)は「80年の節目に実相を振り返り、改めて認識を深めてほしい。被爆やその後の後遺症に苦しみながら亡くなった人を悼み、この先の平和な社会の実現を一緒に祈りたい」と話している。
 問い合わせは事務局の伊東俊義さん(090-3320-0640)。

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