県は7月から、救急車を呼ぶか迷った時に電話相談を受ける救急安心センター事業を県内全域で始めた。対象者が大人の場合は「♯7119」、子どもなら「♯8000」にダイヤルすると、コールセンターの看護師が助言をする。緊急性の低い119番を減らし、本当に必要な救急出動ができる体制を確保する目的もある。
「♯7119」(県境地域やIP電話、ダイヤル回線は097-532-7119)に電話をかけると、看護師が状況を聞き取り、緊急性の有無や応急手当ての方法、適切な医療機関などのアドバイスをする。必要に応じて医師とつなぐ。そのまま119番に連絡するケースもある。
「♯8000」(同097-503-8822)はおおむね15歳未満の子どもについて、相談を受ける。
受付時間は、平日と土曜日が午後7時~翌朝8時、日曜祝日(盆、年末年始を含む)が午前8時~翌朝8時。相談は無料だが、通話料は自己負担となる。英語や中国語、韓国語など13カ国語に対応している。
本年度の事業費は約3千万円。県が2分の1、残りを市町村が負担する。
県医療政策課は「コールセンターは4回線で対応し、応答率9割以上を目指す。緊急時はためらわず直接119番をしてほしい」と話している。