竹田市立こども診療所、7月再開へ 当初予定から2カ月遅れ、市「医薬品の準備整った」

7月から診療を再開する竹田市立こども診療所=竹田市玉来

 【竹田】1人しかいない医師の入院をきっかけに2023年7月から休診が続く竹田市玉来の市立こども診療所について市は25日、診療を7月1日に再開すると発表した。土居昌弘市長は「診療所に関する課題の洗い出し、安定的な運営体制づくりなどに時間がかかった。市民には申し訳ない。大切な子どもたちを安心して守っていける機関にしていきたい」と話した。
 市は5月の大型連休後の再開を目指していたが、小児用医薬品が全国的に不足している影響などで再開が遅れていた。今回、医薬品の準備が整ったことなどから時期が決まった。
 土居市長や市幹部は25日、市議会全員協議会で再開日を報告した。市議からは、医療現場と市執行部の連携不足が最近でも生じているとの指摘や、診療所で深夜までの長時間労働が再発しないよう防止策をただす声が上がった。
 市は休診以降、課題を探り出すため外部有識者の検討委員会を設置。1月の答申で▽スタッフの負担軽減▽市執行部と医療現場の連携―などについて指摘を受けた。以降、人員体制の充実や診療時間変更、市執行部と医師らによる運営委員会の開催といった改善策を打ってきた。医師は既に復職している。
 診療再開後は負担軽減のため、診療日は月―金曜の平日だけとし、時間は午前9時~正午と午後1時半~5時。受け付けは基本的に午前が11時まで、午後が4時までになる。火曜は休診前と同様、午前中のみ。再開初日は火曜日のため、午後は受診できない。新たにLINE(ライン)でも予約を受け付ける。

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