中津と北九州の子どもチアダンス合同チーム、世界大会で初優勝 イベント出演や街頭募金で出場費用捻出

世界大会で初優勝を飾ったブレイブのメンバー=中津市役所

 【中津】チアダンスグループ「ダンシング・クラブ☆ユニティ」の中津と北九州両市などの子どもたちでつくる合同チーム「ブレイブ」が、5月に米国で開かれた世界大会で優勝を果たした。イベントへの出演などで活動をアピールして協賛金を募り、出場費用を捻出。悲願の大舞台で最高の輝きを放った。
 ブレイブは小6~高1の女子児童・生徒15人で構成。週末を中心に、中津や北九州周辺のスポーツ施設で練習を重ねてきた。
 昨年11月の国内大会で準優勝し、5月初めに米フロリダ州オーランドであった「ザ・ダンス・サミット2025」のジュニアポンラージ(ポンポンを使った15人編成以上のダンス)部門に出場。世界各国から10チームがエントリーした中、1位で予選を通過し、決勝では予選を上回る得点を獲得して初の頂点に立った。2分間の演技時間で、息の合ったダンスやポンポンを華やかに見せる演出が高い評価を受けたという。
 グループでは過去に資金が集まらず世界大会を断念したことがあり、練習の合間にイベント出演や街頭募金活動を続けてきた。
 18日に中津市役所を訪れて支援への感謝を伝えた指導者の秋吉亜裕子さん(41)=福岡県上毛町=は「周囲の支えのおかげで世界一になれた。これからも国内外で活躍する選手を育てる」と述べた。
 合同チームはこれでいったん解散となる。チームリーダーの一人、甲斐悠月さん(14)=同市緑ケ丘中3年=は「優勝は今でも信じられない。練習は大変だったが、みんなで励まし合いながら乗り越えた。受験勉強のためにダンスは休止する。これからも元気を届けられる存在でありたい」と話した。

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