大分市で28日、滝廉太郎の追悼祭 合唱団や声楽家が代表曲を披露へ

和気あいあいと練習に励む府内滝廉太郎合唱団のメンバー

 【大分】滝廉太郎(1879~1903年)の「百二十三回忌 府内追悼祭」が28日午前10時半から、大分市府内町のトヨタカローラ大分祝祭の広場で開かれる。地元住民や商店主らでつくる合唱団や声楽家が代表曲を歌い、郷土の偉大な音楽家をしのぶ。
 滝は同市府内町で生涯を終えた。追悼祭は約50年前から、音楽関係者や地元商店街、企業などが命日の6月29日前後に開いている。
 合唱団は30~80代の24人で編成。声楽家で指揮者の生野聡さん、県立芸術文化短期大名誉教授の宮本修さん、ピアニストの二宮郁子さんと一緒に「箱根八里」「花」などを披露する。
 同市出身の声楽家で東京芸大教授の野々下由香里さんと芸術緑丘高3年の鈴木心毬(みまり)さんは独唱。最後は全員で「荒城の月」を合唱する。
 11日の練習では、生野さんが各曲のポイントを解説。「荒城の月」では「『月を見て美しいと思う心を伝え継ぎたい』という滝の思いを祈りとして歌いましょう」と呼びかけた。
 世話人の八坂千景さんは「『お池の蛙』『雪やこんこ』などの唱歌は童心に返って歌うので、会場の皆さんも一緒に楽しみましょう」と話している。

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