【宇佐】宇佐市消防本部の2チーム6人が、消防救助技術を競う全国と九州の大会にそれぞれ出場する。全国大会(8月・兵庫県三木市)は「ロープ応用登はん」、九州大会(7月・沖縄県中城村)は「ロープブリッジ救出」種目で、同じ年度に2チームが上位大会に出るのは初めて。6人は業務の合間や勤務明けの時間を使い、訓練に励んでいる。
5月に大分市で開かれた第45回県消防救助技術指導会で2種目に上位入賞し、県代表となった。
ロープ応用登はんは2人一組でつり下げたロープを使って高さ15メートルまで登り、安全性と確実性、所要時間を競う。全国へは消防副士長の速見拓さん(34)と河野吉基さん(31)が臨む。
登はん者の速見さんは2016年から同種目への挑戦を始め、何度も悔しい思いをしてきた。今回、ペアを組む河野さんは宇佐高野球部で一緒に汗を流した後輩。「息の合う2人で取り組んだからこその全国。8秒台を目指す」と意気込む。
ロープブリッジ救出は、建物の間に張られた長さ約20メートルのロープを伝って要救助者の元に向かい、救出して戻るまでの時間や技術を争う。
九州大会で上位に入れば全国へ進める。メンバー4人をまとめる救助隊副隊長の秋月決(きめる)さん(34)は「全員が30代。最後の大会という気持ちで磨いた技術を披露し、市民にアピールしたい」と力を込めた。