市制20周年記念で「宇佐郷土かるた」製作 名所や名物題材の44句を市教委が選定

宇佐市の歴史や文化が題材のご当地かるたを作り、「楽しく遊びながら知って」とPRする市教委職員=宇佐市役所

 【宇佐】宇佐市教委は市制施行20周年を記念し、市の歴史や文化などを題材としたご当地かるた「宇佐郷土かるた」を作った。
 地域の魅力を再発見してもらい、子どもたちの郷土愛を育む目的。三和酒類(市内山本)が図書費として市に寄付している「三和文庫基金」を活用した。
 2023年に読み札を公募。全国から1304句の応募があり、宇佐神宮やオオサンショウウオ、宇佐からあげなど名所や名物を題材にした44句を選定した。絵札は印刷会社が担当し、千セットを製作した。
 「楽しく遊びながら、多くの人に市内の文化財などを知ってもらいたい」と市教委社会教育課。
 市内の幼稚園や小中学校、高校、公民館などに569セットを配布。残りの431セットを市役所、市民図書館、道の駅いんないで1セット千円(税込み)で販売している。郵送での購入も可能。問い合わせは同課(0978-27-8199)。

最新記事
宇佐署が早稲田大の中川さんに感謝状贈呈 帰省中に高齢者保護「これからも助けたい」
宇佐市の長洲小児童が地域の安全マップ作製 学校周辺を巡り危険箇所書き込む
安心院町で11月1日に「うまいもん市」 仙の岩公園PRへ会場変更、新米など出品
台湾の教育関係者が安心院高を訪問 小中と連携した探究学習の取り組みなど視察
安心院町の深見小で物流出前講座 トラックの運転席に座り、死角を体験