バスケットボールの上位4校による決勝リーグは、2勝同士でぶつかった最終戦を男子は柳ケ浦、女子は明豊が制して頂点に立った。
柳ケ浦は溝部学園に対してリードを譲らなかった。田場瑶大主将(3年)は「自分たちの力を過信せず臨み、成果を出せた」と息をついた。
機動力のある古閑蓮(2年)や久木原ケリー健志(同)を相手エースへの守備に集中させた。中村誠監督は「得点が抑え気味になったが、仕事を果たしてくれた」と評価した。
後半はゾーンディフェンスがはまり、ファデラ・ママドゥ(2年)の連続8得点で突き放した。3点シュート3本を決めた森田佑月(3年)は「全国ベスト8の壁を越えたい。ママドゥが止められても点を取れるチームになる」と意気込んだ。
【ミニインタビュー】
バスケットボール男子準優勝の溝部学園・小泉虎太郎主将(3年) 1試合目の悪い流れを最終戦にも持ち越してしまった。個人的にはチームの力になれず悔しい。リバウンドなど細かいところを磨いて全国高校選手権県大会では優勝したい。
〈バスケットボール〉
(ダイハツ九州アリーナ)
【男子】▽決勝リーグ 柳ケ浦75―50舞鶴、舞鶴65―64藤蔭、柳ケ浦58―48溝部学園、溝部学園103―60藤蔭
(1)柳ケ浦3勝(2)溝部学園2勝1敗(3)舞鶴1勝2敗(4)藤蔭3敗
(柳ケ浦は2年連続6回目の優勝。1位が全国、2位までが九州大会へ)