テニス団体は男子が舞鶴、女子は福徳学院がそれぞれ連覇を伸ばした。両校とも、主将以外は全員2年生。若い布陣で全国切符をつかみ、層の厚さを示した。
シングルス2戦とダブルス1戦が同時進行し、2勝した時点で勝敗が決まる仕組み。舞鶴は3戦とも主導権を握り、全国でもトップクラスの力を見せつけた。
ダブルスで得意のネットプレーからポイントを重ねた安藤大和主将(3年)は「一人一人が勝利にこだわり、役割を果たせた」とうなずいた。
福徳学院は草野夏帆主将(同)と菅沼綾夏(2年)のダブルスが躍動。サーブで崩し、ラリー戦でも相手を圧倒した。
草野主将は「プレッシャーもあったが強い気持ちで戦えた。全国総体で一つでも多く勝ちたい」と前を見据えた。
【ミニインタビュー】
テニス女子団体でベスト8に入った中津南の小原璃子(3年) 最後の県総体は精いっぱい戦えた。これからは後輩たちに頑張ってほしい。審判業務を手伝うため、最終日も仲間と会場に来た。レベルが高く、どのチームも応援したくなった。
〈テニス〉
(クラサスコート)
=男子=
【団体】▽準決勝 舞鶴2―0鶴見丘、鶴崎2―0福徳学院
▽決勝
舞鶴2―0鶴崎
〇高橋・安藤8―2北郷・関谷
太田―吉永
〇池田8―1佐藤
【個人】▽シングルス (1)太田周(舞鶴)(2)池田武嶺(同)(3)安藤大和(同)吉永千恩(鶴崎)
=女子=
【団体】▽準決勝 福徳学院2―0豊府、舞鶴2―1杵築
▽決勝
福徳学院2―0舞鶴
〇菅沼・草野8―1河野茉・河野美
坪井―丸山
〇田中8―1三ケ田
▽第2代表決定トーナメント1回戦 豊府2―0杵築
▽同決定戦 豊府2―0舞鶴
【個人】▽シングルス (1)坪井舞央(福徳学院)(2)田中聖香(同)(3)斎藤心乃(東明)横地結愛(福徳学院)
(団体は舞鶴が17年連続28回目、福徳学院が16年連続17回目の優勝。団体1位、個人シングルスの男子3位までと女子2位までが全国、団体の男子2位まで、女子1位と第2代表、個人シングルスの男女3位までが九州大会へ)