ソフトボール女子は投打に隙のない戦いを見せた文理大付が大分西を下し、3年ぶり2回目の優勝を果たした。
積極的な走塁と長短打を織り交ぜた攻撃で、序盤から小刻みに得点を重ねた。投げては先発の亀田浬響(りおん)(3年)が七回2死まで相手打線をパーフェクトに抑え、9奪三振。「味方の守りも堅く、落ち着いて投球ができた」と晴れやかな表情で振り返った。
チームは3月まで部員6人だった。4月に1年生4人が加入して、練習試合ができるようになり、実力アップを図ってきた。
今春から指揮を執る門松浩孝監督は「選手たちは日進月歩の勢いで成長している。走塁を含め、我慢強く真面目に取り組んできた成果が出た」と努力をたたえた。
【ミニインタビュー】
ソフトボール女子で優勝した文理大付の平岩あいみ主将(3年) 春に1年生4人が入ったことで出場することができた上、優勝も果たせてうれしい。投手が相手打線をしっかり抑え、みんなで打って勝つという理想の試合ができた。
〈ソフトボール〉
(クラサススタジアム)
【男子】(1)日田林工
【女子】
▽決勝
文理大付
2100210|6
0000000|0
大分西
(文)亀田―辻
(大)実崎、奥本―井口
▽三塁打 佐藤(文)▽二塁打 辻、亀田、山崎(文)
(男子の日田林工は8年連続19回目、女子の文理大付は3年ぶり2回目の優勝。男女とも1位は全国、2位までが九州大会へ)